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今回は、鋼鉄の魔城最後の砦である、final stageのことについて書いていこうと思います。
第37回大会 final stage
final stageの初期は綱登りのみのすごくシンプルでいて難しいものでした。そこから、色々なバージョンアップが施され、今は
8mのスパイダークライム 7m(15段)のサーモンラダー 10mの綱登り
といった史上最難関のfinal stageとなっています。しかも時間は45秒です。この時間が実に絶妙でfinalをより楽しむことができるように設定されていると思うほどです。
さらにここ最近の2大会(36,37回大会)は、どちらも大晦日生放送という形でfinal stageを放送しています。しかも場所はいつもの緑山からはなれ、横浜の赤レンガ倉庫で行っています。それを聞くだけで、final stageの緊張と興奮が伝わってきます。自分も、是非一度final stageの緊張と興奮を味わってみたいですね。(ちなみに私はSASUKEに出場したことはありません。)
まぁ、前説はこれくらいにして自分なりにfinalの対策や練習方法を書いていこうと思います。ちなみに私は、もちろんこのfinalを体験したことはないので、参考までに書きます。
まず初めに、final stageの練習は最後のシメに行うべきだと感じます。finalは、文字通り最後のstageということで疲労が蓄積された状態で行わなければいけないということです。最近の2大会(36,37回大会)は例外ですが、このままずっと大晦日で放送されるとも決まっていないので、念には念を入れて疲労困憊の時にfinal練習をすることをお勧めします。
次は練習内容について書いていきます。今回は、サーモンラダー対策と綱登り対策に焦点を当てます。その理由としては、スパイダークライムはあまり差が現れにくいからです。その練習をするよりもサーモンや綱の練習をするべきです。
サーモンの練習についてですが、前に一度書いたことがあるかもしれませんが、反動懸垂の手放し版をやります。反動懸垂は自分がやりやすいようにやってください。腕をのばしたほうが楽な人もいれば腕を曲げてやったほうが楽にできる人もいます。どこに筋肉が多くついてるかによっても変わってくるので、実際に色々な方法で反動懸垂をしてみてください。反動を使って懸垂をして体が上がった時に腕を離してやれば手放し版反動懸垂ができます。この手放し懸垂の注意点は、腕を離して再度鉄棒等を掴んだ後に腕をしっかり伸ばしてやることです。腕にしっかり負荷をかけて衝撃を腕や全体で耐えるということをします。これがサーモンの段を上げた後の体のいなしかたにつながります。また、15段サーモンをあげるためには握力も必要になってくるので、たまに反動ではない懸垂等を交えて鍛えていくこともいいと思います。
次に綱登りです。綱は実際に買って実際の綱でやるのが一番ベストです。でも少し高くて手が出なかったり、もっと違った方法で鍛えたいという人は、倒立腕立てをしてください。もちろん、壁を使っても大丈夫です。綱上りで使われる重要な筋肉としては広背筋と二頭筋になります。肩とか大胸筋等も使います。それをいっぺんに鍛えることができるのが、倒立腕立てです。腕立てというと三頭筋につくイメージがあると思いますが、肘を外に曲げるのではなく、体の方に曲げるようにすると二頭筋に効き安くなるのでやってみてください。また三頭筋もサーモン等にも使われる筋肉なので一緒に鍛えていくことができます。倒立の注意点としましては、あまり腕を曲げすぎないようにしてください。がんばりすぎて腕が伸びなくなってしまうと怪我のリスクが増えるので注意が必要です。また、手首の怪我のリスクも増えるので、ストレッチを入念にやってからやることをお勧めします。
次に、綱の足の使い方についてです。これは人それぞれのやり方があります。脹脛とすねで固定する人もいれば足と足の間に入れて綱を踏みつけるようにして登る人もいます。オーソドックスは脹脛とすねで固定するやり方だと思いますが、まだやったことなくて、初めて挑戦する人は足と足で踏みつけるようにして登るやり方をお勧めします。ちなみに、このやり方はすこぶる難しいです。youtubeでSASUKE in vietnam final stageで検索すればもしかしたら見れるかもしれないです。違法だと思いますが。自分にあったものを練習して見つけてみましょう。
足で踏むようにして登るやり方は、実際綱を使わないと練習することは難しいですが、脹脛とすねで固定するやり方では、登り棒で代用することができます。イメージを掴むにはもってこいだと思います。うまく足を使えているかの確認は手を離しても体が下に滑っていかないかどうかで判断します。また、綱の登りは体を曲げる(足を腕に近づけて固定)伸ばす(足を固定したとこからうでで登る)の繰り返しで上に登っていくので、足をできるだけ高い位置で固定できるかどうかもポイントとしてあります。
しかし今回、コツやポイントを色々言ってきたつもりですが私は結局final stageはテクニックとかコツどうこうでクリアできるとは思えないので、できるだけ本番のセットに近いもので練習をこなしていかなければいけないと思います。難しいのは十分承知ですが、そう言った練習をしないと完全制覇には届かないのかなと思います。
今回は、あまり書くことがありませんでしたが、少しでも練習の意欲になればと思います。ほなまた次回。
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