ドラゴングライダーは最近の1st stageでは一番難しいエリアと評されています。しかし、ある程度イメージを固めていけば決していけないわけではないと思います。なのでそのためのイメージづくりの解説をしていきます。
まず、ドラゴングライダーの2本のバーは自由自在に手の中で回ってしまいます。なので、順逆(片手を順手、もう片手を逆手で持つやり方)の方法で多くの方はやっています。ですが、順逆でなくてもクリアしている人もいます。ようは、バーが回るという認識が頭にあれば、頑張って強く握ってそれに備えることができるので、成功率が上がってくるということです。
最初はそのイメージをすることから始めましょう。頭の中でバーが回るという想定はだれでもできると思います。イメージができない人は手のひらが勝手に上を向くようなイメージを持つようにしてください。それに耐えるように、しっかり握るイメージも忘れずに。
それができたら、次はトランポリンです。
トランポリン自体がないと練習できないんじゃないの?
って思っている人もいるかと思いますが、できなくはないです。まずはこの動画を見てほしいです。6分半くらいの動画なので頑張ってみてください。
どうでしたか?この動画では陸上の短距離走の練習動画でしたが、この動画から得ることができるものはたくさんあります。まずは地面にしっかり力を伝えないと反発の力が生まれないこと。トランポリンでやっても同じで、これがうまくできないとトランポリンからも反発をもらうことができません。なので、まずはこのイメージをもって足の力をできるだけ使わずに、きれいな姿勢を意識して、自分が一本の棒になったと思って、弾んでみてください。動画みたいに、段差があるところから降りてみて、その降りた衝撃から反発をもらう練習も有効です。注意点としては、足は曲げてはいけません。足が曲がるとそこから力が逃げてしまいます。もしも曲がってしまうときは、お尻か力を加えるイメージで、地面をとらえに行くとうまくいきやすいです。足先から反発が頭の先に抜けるような感覚に陥ることができれば、できているということになります。
それが、少しずつでき始めたら今度はトランポリンのイメージを作っていきます。イメージづくりばっかりで嫌になるかもしれないですが、頑張りましょう。辛抱強くこのイメージトレーニングをしていると、いざトランポリンを踏むときに楽になるのです。
トランポリンを踏むという行為は固い地面を踏みにいくのと違って、柔らかいものなので感覚が変わってきます。それをトランポリンの間隔に近づけるようにもっていくイメージをします。トランポリンを踏んですぐに反発が来るわけではなく、トランポリンが沈み込む時間が足されてから、反発が返ってきます。ようは、ワンテンポ遅れて反発が来るのです。そのことを頭に入れてやる練習は、前の練習(巣段差のあるところから降りて反発をもらう動作。)にもう一つ足すだけです。前の練習では自分の力では飛ばずに反発の力だけで跳ぶように意識していました。ですがこの練習では、一回完全に地面に着地し、ワンテンポ遅れて自分の力で少し跳ぶということです。この一連の動作の時も足は曲げないようにしましょう。常に反発が返ってくる姿勢でやることが重要です。
その姿勢が何も意識せずにできればトランポリンを踏んでも足が曲がることはないと思います。
私は、ドラゴングライダーはトランポリンの跳躍で成功するか失敗するか決まると思っているぐらい重要だと認識しているので、しっかりイメージをもって取り組んでいきましょう。
つかめたら、あとは2つ目に移るところですが、2つ目に移る動作はジャンピングバーの動きに近いので、それでうまく体を浮かす練習をしましょう。ジャンピングバーが完璧にできたら、最初のバーに飛び移って、その飛び移りの勢いのまま2つ目のバーをつかめるかやってみてください。この二つの練習の時も、常にバーは回るという想定をしておいてください。実際、ジャンピングバーは回らないので確実にやりやすいです。必要以上にバーを握るか、順逆でやるとイメージよくできると思います。
いかがだったでしょうか。今回は、直接関係がないような動画を載せましたが、イメージを作るという意味では類似する部分がいっぱいあると感じます。わたしはセットに触れる機会があまりないとおもうので(特にドラゴングライダーは)、こういった練習で養っていければと思っています。
面白かったよーって人は拡散してくださるとありがたいです。でわでわ。